オーストラリア・アデレード, 2022年8月31日 - (JCN Newswire) - オーストラリア有数の生物製剤CDMOであるAcuraBio(旧Luina Bio)は、バイオテクノロジー投資家のGlenn Haifer博士とグローバルに展開するヘルスケア特化型プライベート・エクイティ・ファンドのAmpersand Capital Partnersにより買収されました。
AcuraBioは20年以上の経験を有し、バイオテクノロジー、製薬および動物医療業界の顧客向けに革新的な治療薬を提供するグローバル企業であり、新たな治療の最先端にいる顧客に、組換えタンパク質やワクチン、複雑な生物療法製品を提供しています。
今回のブランド変更は、AcuraBioにおけるイノベーションの新たな成長段階を象徴するものです。本取引の一環として、Haifer博士とAmpersandは、AcuraBioに多額の投資を行い、顧客により良いサービスを提供するための組織拡大に重点を置きます。AcuraBioでは、さらなる成長を牽引するため、生産設備の増強を計画しており、新たなサービスや技術力の拡大についても積極的に検討しています。
Haifer博士は、オーストラリアのバイオテクノロジー企業であるAgilex BiolabsやAvance Clinicalなどを元会長兼投資家として成功に導いた実績があり、AcuraBioに豊富な経験をもたらします。Haifer博士は、「このような深い科学的経験を持つ企業を再建することになり、大変嬉しく思います。」と述べます。「AcuraBioは、私たちの深い専門知識とさらなる投資へのコミットメントにより、プラットフォームにもたらす技術、科学的卓越性、イノベーションに魅力を感じる国際的な製薬業界の顧客企業にとってAPAC地域におけるリーダーとなります。私たちはAmpersandの有する業界専門知識を活用し、AcuraBioをさらなる高みに導きます。」
Ampersandは、米国に本社を置き、30億ドル以上の運用資産を有し、ヘルスケア分野における成長志向の投資に特化しています。これまでに、業界をリードするCDMO であるBrammer Bio、ArrantaBio、Vibalogics、Genezenなどと提携し、新たな治療薬のCDMO業界における豊富な経験を有しています。AmpersandのゼネラルパートナーであるDavid Andersonは、「AcuraBioは、国際的なバイオ医薬品開発を支援するためにオーストラリアで戦略的に位置付けられています。」と述べます。「オーストラリアは、臨床的、科学的に優れていることで高い評価を得ており、AcuraBioなどの企業が成功するための基盤となっています。私たちは、実績あるバイオテクノロジー投資家であり、顧客中心のサービス革新に真摯に取り組む成長戦略家であるHaifer博士と協業できることを大変嬉しく思います。」
AcuraBioについて
AcuraBio Pty Ltdは、オーストラリアで最も経験豊富なバイオ医薬品CDMOの1社であり、過去20年にわたり国内外の顧客に信頼性の高い、顧客志向のサービスを提供しています。AcuraBioは、世界中のバイオ医薬品企業に品質、コスト、IPを保証します。オーストラリアは、世界トップクラスの研究者と実績ある施設、合理化された規制の枠組み、税制面での優遇措置、政府の資金提供により、バイオテクノロジー研究の中心地となっています。AcuraBioでは以下の事業ライセンスを保有しています。生物学的および合成原料からヒト治療用原薬を製造するためのTGA(オーストラリアにおけるFDAに相当)、無菌免疫生物学的製品を製造するためのAPVMA(動物用医薬品におけるTGAに相当) 、遺伝子組換え生物体から製品を製造するためのOGTR、および生物学的材料を輸入および使用するためのDAF施設ライセンス。詳細については www.acurabio.com をご覧ください。
Ampersand Capital Partnersについて
Ampersandは1988年に設立され、ヘルスケア分野における成長志向の投資に特化し、30億ドル以上の運用資産を有する中規模のプライベート・エクイティ・ファンドです。同社はボストンとアムステルダムにオフィスを構え、プライベート・エクイティと運用の経験を融合させた独自の手法で、投資先企業の経営陣とともに価値創造と長期的なパフォーマンスの向上を目指しています。Ampersandは、コア事業であるヘルスケア分野において、市場をリードする数多くの企業の設立を支援しています。詳細については、 www.ampersandcapital.com をご覧ください。