アクセロバント、光ファイバー温度センサー技術における材料科学のブレークスルーであるKristoniumの日本特許を取得

ブリティッシュ・コロンビア州ノースバンクーバー, 2022年9月26日 - (JCN Newswire) - 半導体、産業、IoT、医療、電力市場向け光ファイバセンシングソリューションの設計・製造リーダーであるアクセロバント社は、本日、同社の蛍光体ベースの光ファイバセンサーに利用されている主要な光ルミネセンス材料、Kristonium(TM)について日本の特許7078942を授与されたと発表しました。Kristonium(TM)は、従来の蛍光体材料に代わるもので、光ファイバーセンサーの性能向上と、日本の大手半導体メーカーが取り組んでいる次世代の製造プロセスで要求されるような極端な温度で厳しい使用環境での温度制御を可能にします。

アクセロバント社の最高経営責任者(CEO)であるマイケル・ゴールドスタインは、「この特許は、光ファイバセンシング材料に関して根本となるブレークスルーであり、半導体製造において重要な精度管理に対応します。アクセロバント社の光ファイバーセンサーは、Kristonium(TM)を採用することで、ウェハーの温度制御を改善し、極高温および低温アプリケーションにおけるウェハーの均一性、チャンバー適合、プロセス制御をさらに進化させることができます。」と述べています。

アクセロバント社の日本の代理店であるケイエルブイ株式会社の光ファイバーセンサー担当シニアマネージャー、町田禎幸氏は、「これは、半導体製造装置業界が何年も前から必要としていたものです。アクセロバント社のKristonium(TM)は、日本の半導体装置メーカーが光ファイバーセンサーから得ようと努力している特性である高温性能、高精度、コスト動向を可能にします。」と述べました。

Kristonium(TM)は半導体製造の性能とコストに以下のような影響を与えます。

- より広い動作温度範囲:従来の光ファイバーセンサーは、摂氏250度以上、摂氏マイナス40度以下で故障し始めます。Kristonium(TM)は、-95度から+450度以上まで動作範囲を広げます。

- 全温度範囲において高精度を実現:Kristonium(TM)の測定精度は、全測定範囲において±0.10度であり、校正の必要はありません。これは、従来のセンサーが -95度で±1.0度、300度以上の長期暴露が必要なアプリケーションで±0.50~±2.0度の精度であることと比較すると、より高い精度を実現していることが分かります。

- 測定再現性の向上:Kristonium(TM)をベースとしたセンサーは、±0.005度の再現性を持ち、従来のセンサーと比較して10倍の再現性を実現しています。

- 真空やプロセス化学に不活性:Kristonium(TM)は、セラミックのように耐久性の高い材質であり、半導体真空アプリケーションや、プロセス化学への暴露、物理的耐久性を必要とするアプリケーションなど、極限の動作条件に対して不活性です。

半導体製造の歩留まりはウェハー上の精密なプロセス温度制御に大きく依存します。これまで、プラズマ製造条件下では、レガシー技術の限界により、±0.10度のシステム測定精度は不可能とされていました。この新材料は、これまで光ファイバーセンサーの環境では不可能と考えられていた高温・極低温レベルのプラズマ強化アプリケーションへの扉を開くものです。

半導体の歩留まりとコストのダイナミクスは、プロセス温度をより正確に制御する能力に直接関係しています。Kristonium(TM)は、50年以上前の光ファイバー温度計の出現以来、極めて重要な材料の進歩であり、日本の最先端のチップメーカーが要求する厳しい製造環境での生産性の向上へ貢献します。」

アクセロバント社の光ファイバー温度センサーソリューションの詳細については、 www.accelovant.com をご覧ください。

アクセロバント社について

アクセロバント社は、ブリティッシュコロンビア州ノースバンクーバーに本社を置き、半導体、産業、IoT、医療、配電市場向けの光ファイバーセンシングソリューションの設計・製造におけるリーディングカンパニーです。アクセロバント社は幅広い動作温度範囲において極めて精密な測定能力を提供します。材料科学と設計の専門知識を組み合わせた垂直統合型のアプローチにより、歩留まりを向上させ、コストを削減する測定ソリューションと製品サポートを提供しています。詳細は、 www.accelovant.com でご覧いただけます。

ケイエルブイ株式会社について

ケイエルブイは、光源や光センサーを提供するTier1サプライヤーです。ケイエルブイは40年以上にわたり光を取り扱う専門商社として日本の様々な産業分野の製造業界にサービスを提供しています。また、日本では半導体に関する深い専門知識とサービスを提供することでも知られています。

Japan Contact:
Sadayuki Machida:
machida@klv.co.jp
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KLV CO., LTD 1-1 Kanda-ogawa-machi, Chiyoda-ku, Tokyo 101-0052 Japan

North America Contact:
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ソース: Accelovant

「精力善用・自他共栄」は価値創造の基本です。 智誠館道場館長・合気道黒帯8段の須貝圭絵氏、国連総会科学サミットで講演へ

京都, 2022年9月22日 - (JCN Newswire) - 権力者には力の使い方に2つの選択肢があります。一つは権力を自分の利益のために使い他の全ての人を犠牲にするか。もう一つは権力を使い、社会が常に向上し全ての人の為になるようにするか。そのどちらを選ぶかによって、どのように社会に大きな影響を与えるかが異なります。



世界がますます複雑な課題に直面する中、国々や企業、個人が他を犠牲にしてまでも勝つべきだという考えが、競争に関する思考の中心であり続けています。 しかし、もし別の方法があるとしたらどうでしょうか?

「日本の武道は、伝統的なスポーツとは異なり、稽古する人の人格形成を究極の目的としています」と、京都の智誠館道場館長須貝圭絵は言っています。 「武道は、社会に繁栄と平和を導くリーダーを育成するために生まれたのです。」

須貝圭絵は、9月26日(月)09:00~11:30(米国東部時間)に開催される国連総会77(UNGA77)科学サミットにおいて、同志社大学価値観研究センター(VRC)主催の価値創造と持続可能性に関するパネルディスカッション「バリューを大切に」の一部としてこれらの考えを発表されます。

ミシガン州アクイナス大学名誉教授の山崎正人氏は、「権力者はすべてのステークホルダーに繁栄をもたらす責任があるという考え方は、今年の国連総会科学サミットでVRCが発表する内容の核心部分です。 「須貝圭絵先生が、柔道の創始者である嘉納治五郎と、その弟子であった養正館武道の創始者である望月稔の「精力善用・自他共栄」の哲学を紹介することは、企業や政府において価値創造を真剣に考える人にとって極めて重要なことである。須貝圭絵先生が紹介する道徳的・倫理的基盤がなければ、価値創造の努力は必ず失敗します。"

須貝圭絵は「価値を評価する:どのような組織でもステークホルダーの価値を測定できる方法」セッションの最終パネルに登壇し、日本文化における「道」の役割や、故望月稔先生による「精力善用・自他共栄」の実践が何十万人もの人々に予想外の成果をもたらした例を述べる予定です。故望月稔先生の「精力善用・自他共栄」の理念が、世界各地のコミュニティ、社会、国々において相互利益の為に応用されてほしいという願いを込めて本講演を行います。

イベント「Valuing Value」の詳細は、こちら「https://sched.co/1AWkD」をご覧ください。

智誠館道場(京都の合気道道場)について
智誠館道場は、2021年1月に日本の京都で設立され、合気道を基礎に、空手、柔道、柔術居合道など他の武道の技や形を統合して指導しています。 また、これらの技や稽古に加え、子供から大人まで全ての生徒を対象に、日本の武道の根底にある哲学も指導しています。 智誠館道場では、望月稔先生の門下生であった杵淵暢先生が創始した稔心流武道を指導しています。 望月稔先生は、18種類の日本武術や武道の高段者であり、フランスで日本武術の普及に努められ、文化功労賞を授与された方でした。

ご来場ください www.aikidoinkyoto.com、または電子メール info@aikidoinkyoto.com

MoonstakeがEthereum マージに正式対応

シンガポール, 2022年9月19日 - (JCN Newswire) - 今日、Moonstakeは、我々は正式にEthereumマージをサポートすることを発表します。今回のアップデートにより、EthereumネットワークのProof-of-Stakeへの完全な移行を示し、最終的にユーザーが自分のETHをステーキングに利用しステーキング報酬を受け取ることができるようになります。私たちは、新しいProof-of-Stake ETHを公式にサポートする世界で最初のプラットフォームの1つであることを大変嬉しく思います。Ethereumマージは、市場にエキサイティングな展開をもたらすだけでなく、暗号資産を保有するユーザーに多くの利益をもたらすことは間違いないと私たちは考えています。



Moonstakeユーザーは、新しいProof-of-Stake ETHにアクセスするために、何もする必要はありません。Moonstake上のすべてのETHは、Ethereumマージが行われた後も安全にご利用できます。

Moonstakeは、アジアで最大のステーキングネットワークを作ることを目的として、2,000以上の暗号通貨に対応した最もユーザーフレンドリーなウェブウォレットとモバイルウォレット(iOS / Android)を開発し、2020年8月より、ステーキング事業を本格的に開始しました。その後の実績としてMoonstakeのステーキング資産総額は10億ドルに達するまでに急成長し、Moonstakeは世界トップ10ステーキングプロバイダーの1つになることができました。昨年3月より、Moonstakeは新たに立ち上げたDeFiプラットフォームであるMuse.Financeと共にDeFiにも参入し、Muse.FinanceはMoonstakeプラットフォームに統合する予定のコアDeFi製品をリリースし、世界中のユーザーに対して高度なDeFi接続を可能にする予定です。

2015年7月に設立されたEthereumは、ビットコインとともに最も人気のあるデジタル資産として、長く業界をリードしてきました。Ethereumのネットワークは、設立当初からビットコインと同様にProof-of-Workというコンセンサスアルゴリズムで動いていますが、現在はProof-of-Stakeに変化しています。The Mergeの利点は、ネットワークのエネルギー消費を99.95%削減し、最終的には、このアップグレードがシャーディングを含む将来のスケーリングアップグレードの土台となるため、ユーザーにとって手数料の低下と取引速度の高速化等のメリットをもたらします。

Moonstakeウォレットは、ORBSやCENNZなど、Ethereumチェーンで利用可能なステーキングアセットを常にサポートしています。Proof-of-Stake Ethereumをサポートする最初のプラットフォームの1つとなることで、Moonstakeは暗号資産を保有するユーザーに最も使いやすい暗号資産ウォレットを提供するというコミットメントを今後も実証していきます。

Moonstakeについて

Moonstakeは、企業や個人向けに分散型ウォレットサービスを開発・運営する世界有数のステーキングサービスプロバイダーです。Moonstakeは2020年4月のサービス開始以来、Cardanoを構成するEmurgo、Polkadotと連携するブロックチェーンAstar Network Stake Technologiesの開発者、5,000万人以上のユーザーを持つTRON Networkなど、27社の大手プラットフォームプロバイダーとパートナーシップを組んでいます。2021年5月、Moonstakeはシンガポール証券取引所に上場しているOIO Holdings Limitedの完全子会社となり、企業としての信頼性をさらに高めています。Moonstakeは、ブロックチェーン技術を活用し、安全性・信頼性の高いデジタル資産管理ツールを誰もが簡単に利用できる世界を目指しています。 https://www.moonstake.io/

Moonstakeのステーキングビジネスについて

2021年9月時点で6,300億円の市場に成長したステーキング業界に対し、Moonstakeはユーザーの預金を必要としない分散型のステーキングサービスを提供し、自社のバリデータノードに加え、世界中のノードに対応しています。Moonstakeは現在、16のブロックチェーンのステーキングをサポートしています。ステーキングの総資産は18億米ドルで、グローバルなユーザー基盤を持ち、同年6月には全世界の1万以上のプロバイダーの中で3位にランクインしています。 https://www.moonstake.io/

Ethereumについて

Ethereumは、中央の権威に支配されることなく、アプリや組織の構築、資産の保有、取引や通信を行うための技術です。Ethereumを利用するために個人情報をすべて渡す必要はなく、自分自身のデータと共有されているものを管理することができます。Ethereumには独自の暗号通貨ETHがあり、Ethereumネットワーク上の特定の活動に対する支払いに使用されます。 https://ethereum.org/

アリックスパートナーズ、「個人の価値観を重視した製品・販売方法」レポートを発表

東京, 2022年9月16日 - (JCN Newswire) - グローバル・コンサルティング・ファームのアリックスパートナーズは、「個人の価値観を重視した製品・販売方法」を発表しました。昨今、SNSの普及により、自らの消費行動や生活を発信する個人が増加したことで、フォロワー層の消費者も自分が欲しい製品、過ごしたい生活に対する要求が明確になり、かつその要求水準は高まっています。企業が消費者から選ばれるためには、単に製品の価値を訴求するだけでなく、"私のための"製品・ブランドだという思い入れを感じさせる仕組みづくりが重要です。

最近では、インスタグラマー、ユーチューバーやティックトッカーをはじめとするインフルエンサーによる情報発信の増加に伴い、自分の購入した製品の情報や感想、それらを用いた実際の生活が発信される頻度も増えています。例え情報発信側でなかったとしても、インフルエンサーの行動や購入製品を見ることで、今欲している製品に対するイメージがより明確になったり、それらを使用して成し遂げたい生活へのアイデアが豊富になっています。

アリックスパートナーズでは、企業が、今まで以上に多様化・明確化された消費者の要求に応えながら、製品やサービスの購入により強い動機付けを図るために、Promotion(価値の遡及方法)、Place(販売場所)、Product(製品)の観点から個人の価値観を重視した製品・販売方法を分析し、以下の通り、仕組みづくりを提唱します。

Promotion(価値の遡及方法)ブランドや製品の根底にある価値観を消費者へ伝え、"Our brand(私のためのブランド)"の意識を醸成する

理想の世界を消費者と企業が共同で目指す感覚を育むコミュニティや機能を持たせることで、ブランドの自分ゴト化を醸成します。コミュニティの活動は消費者任せにするのではなく、イベントの設計やファシリテーションを企業側が主体となって行い、マイクロインフルエンサーをうまく活用することで、コミュニティの波及力を高めます。

  • ルルレモン(Lululemon Atheletica): ヨガ用品を中心としたスポーツウェアを展開する同社は、無料でオンラインと店舗でのトレーニングセッションや、国立代々木競技場や増上寺を貸し切きったカスタマーイベントを実施しています。また、各地域で同じ世界観を持つ人々をアンバサダーに認定し、アンバサダーの活動サポートを通じて、ブランドを普及しています。

Place(販売場所)顧客が日常的に足を運び、"Chosen-for-me(私のために選ばれた)"を感じられる環境を整備する

消費者の生活に溶け込み、定期的に訪れたいと思う店舗作りが重要となります。顧客が訪れた時には、常に新たな発見や出会いが派生するアソートメントや設計を行い、店舗が単なる製品の購入体験ではなく、ブランドの世界観に浸り、継続してフォローしたいと思えるブランドとの接点となり、 "自分のための場所"と感じる環境をつくります。

  • レストレーションハードウェア(Restoration Hardware): 米国に拠点を置き家具製品を販売する同社は、地域に根付いたコミュニティの中心として、家具の購入時だけではなく、いつでも足を運びたくなる空間を提供するため、自社の製品を使ったレストランやバーを兼ね備えたコンセプトストアを設置しています。空間や体験に紐づけて、自社ブランドの世界観や製品を伝えることで、より深い顧客理解を促しています。

Product(製品)消費者の思いを汲み取る仕組みを作り、"Made-for-me(私のために作られた)"を感じさせる製品を開発する

より深く強いニーズを持つ顧客層に適切にアプローチし、その顧客の意見を反映する仕組みを作ります。消費者側に一定程度の裁量を与えることで、自分自身のためにテーラーメイドされた感覚を作り出します。完全なテーラーメイドではなく、要所を抑えたパーソナライゼーションを行うことで、コストバランスを保つことも重要です。

  • オルファクトリー NYC(Olfactory NYC): 米国を拠点に香水の開発・販売を行う同社は、顧客にベースとなる香料を選択させた後、そのベースに基づきより詳細の香料を選ばせる2ステップを提示することで、顧客が"選択した"感覚を醸成しています。

アリックスパートナーズの東京オフィスで消費財・小売業界を担当する福井純矢は次のように述べています。「昨今、消費者の価値観は、一個人でもテーマによって異なり、かつSNSなどタイムリーな情報によって都度変化します。特に日本では、消費者の支出額が年々減少し、倹約・貯蓄を重視する傾向にあり、諸外国以上に、多様でダイナミックな消費者の価値観と要求水準に迅速かつ適切に対応できるかが、ビジネスの勝敗を左右します。よって、企業は、顧客の反応を見ながら機動的に供給量を変更できる生産・物流体制や、購入時に顧客に合わせて製品に微調整を加えられるような販売体制を整えるなど、サプライチェーン全体で、より顧客の価値観を重視できる仕組みを構築する必要があります。」

アリックスパートナーズについて

1981年設立。ニューヨークに本社を構える結果重視型のグローバルコンサルティング会社。企業再生案件や緊急性が高く複雑な課題の解決支援を強みとしている。民間企業に加え、法律事務所、投資銀行プライベートエクイティなど多岐にわたるクライアントを持つ。世界20都市に事務所を展開。日本オフィスの設立は2005年。日本語ウェブサイトは https://www.alixpartners.com/jp/

社会価値研究センターがEFRAGの欧州サステナビリティ報告基準草案に関する最新レポートを発表

京都, 2022年9月14日 - (JCN Newswire) - グリーンウォッシングの主張が広がり、ESG(環境・社会・ガバナンス)開示への反発が声高に叫ばれる中、ステークホルダーへの影響を測定・管理する新しいモデルが、世界中の企業にとってより重要なものになっています。

社会価値研究センター(VRC)は、そのようなモデルを提供するために2021年11月に設立されました。また企業が規模や業種、所在地にかかわらず、ステークホルダーに対する事業の影響を正確かつ透明性をもって報告し、すべてのステークホルダーに向けて生み出す価値を継続的に向上するための前向きの戦略作りを支援します。

この目的の達成に向けて、VRCは2021年6月に最初のホワイトペーパー「価値の評価」を、2022年3月に第2のホワイトペーパー「責任あるビジネスのための価値モデル」を発表し、20以上の世界トップレベルのESGおよびサステナビリティ報告に関する国際的枠組みに盛り込まれた700以上の個別の影響分析指標を評価。価値の測定と管理が可能な7つのステークホルダー、27のテーマ、81の目標のモデルに統合しました。

VRCはこのたび、第3のホワイトペーパーを公開しました。このホワイトペーパーは、欧州財務報告諮問グループ(EFRAG)の欧州サステナビリティ報告基準の最新草案と、このEUモデルがいかにVRCの価値のモデルと整合し、その質を深めるかどうかに焦点を当てています。

社会価値研究センター長の須貝フィリップ教授によると、「EFRAG草案の114の開示要件をすべて私たちの価値モデルに統合したところ、EFRAGが価値モデルと同じくステークホルダー、テーマ、目標を重視していることに感銘を受けました。特に、「ダブルマティリアリティ」を使って事業の影響を文書化することを企業に求めていることから、個々のステークホルダーに向けたビジネス上の意思決定をより深く理解するようにシフトしていることがわかります」

一方で、須貝教授は、「しかし、これらの草案の開示要件のほとんどに最終目標が盛り込まれてないため、この枠組みを使用する企業によるバリューウォッシングが継続して生じる可能性があります。もし、EUが、ダブルマティリアリティに加えて、閾値を組み込んだ明確な最終目標を盛り込めば、EFRAGの枠組みは、企業がステークホルダーと対話し、長期的に彼らのために生み出す価値を継続的に改善する方法へと、重要かつ前向きな変化をもたらす可能性があると考えます」

SAPジャパンインターナショナルアンバサダーのポール・ベディ氏は、「バリュー・リサーチ・センターは、世界トップレベルのESGおよび持続可能性の報告の多くの枠組みを、目標ベースの価値創造モデルに整理し、グローバル企業が主要なステークホルダーすべてに対して価値を創造できるよう取り組んできました」と説明しています。世界中の企業は、ESG報告に関する作業負荷を軽減し、自社のビジネスを変革して達成すべき重要なESGの成果に、より集中するために、紛らわしい基準を統合する方法を切実に必要としています。VRCの価値モデルは、そのための非常に有効なツールです。また、EFRAGによる報告基準草案の追加的な統合は、EUでビジネスを行う企業が、EU分類法と開示内容を整合させるのに役立つはずです。」

VRCは、この価値モデルに適合したツールを、11月18日(金曜日)に開催するVALUE SUMMIT 2022で発表します。

須貝教授は、9月26日に開催される国連総会科学サミット(米国東部時間09:00-11:30)で、価値モデルの詳細とその応用について、学界、政府、企業、日本経営哲学の専門家と共に発表します。このサミットの参加登録は無料です。イベントへの登録や詳細については、以下のリンクよりご確認いただけます。

Valuing Value: How any Organization Can Measure Stakeholder Value and “Ethical Capitalism”(価値の評価:組織のステークホルダーに対する価値測定の手法と”倫理的資本主義”) https://ssunga77.sched.com/event/1AWkD
UNGA77科学サミット参加登録: https://ssunga77.sched.com/tickets

今回の新しいホワイトペーパーは、社会価値研究センターの以下のウェブサイトから無料でダウンロードいただけます。
英語版: https://www.valueresearchcenter.com/2022efrag
日本語版: https://www.valueresearchcenter.com/ja/2022efrag

社会価値研究センターおよびそのプロジェクトに関する詳細はウェブサイトをご確認いただくか( www.valueresearchcenter.com )、または須貝教授( info@valueresearchcenter.com )までメールでお問い合わせください。

社会価値研究センターについて

社会価値研究センターは、2021年11月に、京都の同志社大学に正式に設立されました。この研究センターでは、(1)自らの組織、(2)株主、(3)顧客、(4)従業員、(5)取引先など関連企業、(6)地元地域社会、(7)地球環境といったステークホルダーに対する価値の創造や破壊の影響力の測定、監視、評価、報告する仕組みを研究・開発することを目的としています。

新たなCheckmarx APIセキュリティにより、開発者とAppSecメンバーの パートナーシップはAPI全体並びにソフトウェア開発ライフサイクルを保護 できるようになります

ネバダ州ラスベガス、及び、イスラエル・ラマトガン-2022912- (JCN Newswire)- Checkmarx 開発者中心のアプリケーションセキュリティテスト(AST)ソリューションのグローバルリーダーであるCheckmarxは、本日、最初の真の「シフトレフト」APIセキュリティソリューションである Checkmarx API セキュリティ の提供開始を発表しました。Checkmarx API Securityは、様々なAppSecエンジンからの脆弱性データの優先順位付けと相関付けを行うCheckmarx Fusionの製品提供と共に、業界をリードするアプリケーションセキュリティプラットフォームCheckmarx Oneの一部として提供されます。開発者のワークフロー指向のソリューションは、APIライフサイクル全体のセキュリティを保護するために利用可能な最も包括的なインベントリおよび修復ソリューションの一部として、シャドウAPIやゾンビAPIもインベントリします。

ガートナー®によれば、「接続されたモバイル、現代のウェブ、またはクラウドホスティングされているすべてのアプリケーションがAPIを使用し、公開しています。これらのAPIは、データへのアクセスやアプリケーション機能の呼び出しに使用されます。APIは公開しやすいが、防御は難しい性格を有しております。その結果、攻撃が膨大かつ増大し、公開されるAPI攻撃や破壊の増加につながっています。従来のネットワークおよびウェブ保護ツールは、OWASP APIセキュリティトップ10に記載されている多くの脅威を含め、APIが直面するすべてのセキュリティ脅威から保護することはできません。」[1]

他のAPIセキュリティ・オファリングは、実動環境に既にデプロイされているAPIのみを検出できますが、Checkmarx API セキュリティは、ソフトウェア開発ライフサイクル(SDLC)の初期の段階でセキュリティの問題に対処します。この差別化により、次のことが実現します:

  • APIの包括的な可視性:API攻撃面全体に対する最も正確で最新のビューでシャドウおよびゾンビAPIを検出します。
  • 真のシフトレフトアプローチ:アプリケーションソースコード内のAPIを検出して、SDLCの初期段階で問題を特定して修正しますーより速く、低コストで、リスクを低減します。
  • 優先順位付けされた修復:開発者とAppSecチームは、実際の影響とリスクに基づいて API脆弱性に優先順位を付けることで、最も重要な問題を最初に解決することに集中できます。
  • アプリケーションリスクの全体像:単一のソリューションでアプリケーション全体をスキャンすることで、追加のAPI-specificツールの必要性を排除し、すでにプレッシャーを受けているAppSecチームのオーバーヘッドを削減します。

「現代のアプリケーション開発は、記録が困難なことで知られているAPIへの依存度が高まっています。CheckmarxのCEO Emmanuel Benzaquen氏は次のように述べています。「通常、特定のAPIドキュメントが存在するのは、開発者のノートパソコン上だけです。当社のグローバル企業のお客様は、クラウドネイティブのアプリケーション開発への移行に注力していますが、彼らのツールは、クラウドネイティブの開発に伴うAPIの課題の一部しか解決できません。Checkmarxの目標は、各アプリケーションの各コンポーネントを保護し、開発者の効率性を維持し、AppSecリーダーのプロセスを簡素化することで、組織の機敏性、安全性、競争力を維持することです。」

この問題に対する独自のAPI-centricの視点を取り入れて、Checkmarx APIセキュリティは以下を提供します:

  • 自動API検出AppSecチームまたは開発者による手動のAPI定義または登録を必要とせずに、APIエンドポイントを自動的に識別します。
  • 完全なAPIインベントリ:開発者がソースコードをチェックインまたはコンパイルする際に、SDLCで新しく作成または更新されたAPIをできるだけ早期に発見する機能。
  • 不明なAPIの識別:アプリケーションの完全なAPIインベントリをAPIドキュメンテーションと自動的に比較して、不明なAPIやシャドウAPIやゾンビAPIを識別します。
  • API-centricの修正:API-specificのビューにより、AppSecチームと開発者はAPI脆弱性とOWASPの十大リスクの修正に優先順位を付けることができます。
  • アプリケーション全体をカバレッジ:アプリケーション全体に対する単一のアプリケーションセキュリティテスト(AST)ソリューションで、API-のコンポーネントと非API-ベースのコンポーネントの両方を含み、セキュリティリスクの全体像と脆弱性修復のための優先順位付けを提供します。

ガートナー®はまた、「アプリケーションに対する攻撃はAPIに焦点を当てるようにシフトしており、攻撃のペースは増加しています。APIの濫用と悪用は、データ侵害につながる可能性がある一般的な攻撃カテゴリです。DevSecOpsチームは、開発における改善された APIテストの必要性に注目しています。APIテストへの最適なアプローチを特定するために、従来のツール(静的AST(SAST)や動的AST(DAST)など)とAPIの要件に特に焦点を当てた新しいソリューションの組み合わせを検討しています。」[2]

Checkmarx APIセキュリティが利用可能になりました。詳細については、このページをご覧いただき、Black Hat USAのブース#860をご覧ください。

[1] ガートナー®アプリケーションセキュリティのハイプサイクル™、 2022年、 Joerg Fritsch, 2022年7月11日。 ガートナー®並びにハイプサイクル™は、アメリカ及び国際的なGartner, Inc.並びに/若しくはその関連会社の登録商標並びにサービスマークであり、許可を得てこの場で使用されています。
[2] Ibid.

Checkmarxについて

Checkmarxは、アプリケーションセキュリティ(AppSec)テストの境界を常に押し広げ、世界中の開発者にとってセキュリティをシームレスかつシンプルにすると同時に、CISOに必要な信頼性と制御性を提供しています。AppSecのリーダーとして、Checkmarxは業界で最も包括的なAppSecプラットフォームであるCheckmarx Oneを提供し、開発者とセキュリティチームに比類のない精度、カバレッジ、可視性、ガイダンスを提供し、独自のコード、オープンソースAPI、コードとしてのインフラストラクチャなど、最新のソフトウェアのすべてのコンポーネントにわたってリスクを軽減します。フォーチュン50社の半数近くを含む世界中の1,800社以上のお客様が、Checkmarxのセキュリティ技術・専門的な研究・グローバルサービスを信頼し、開発を迅速かつ大規模に安全に最適化しています。詳細については、CheckmarxのWebサイトブログを参照するか、LinkedInで同社をフォローしてください。

メディア連絡先
weareppr@pinpointpr.sg

 

アバンセ・クリニカル、北米のCROを買収、バイオテック企業向け後期臨床サービスを拡充

シドニー, 2022年9月7日 - (JCN Newswire) - バイオテクノロジー企業を対象としたオーストラリアのCROである アバンセ・クリニカルは、CROのパートナー企業であるC3 Research Associatesの買収により北米に進出し、バイオテック企業の顧客が早期段階から後期段階の試験にシームレスに移行できるようにしました。アバンセ・クリニカルは、世界進出計画の実現に向けて、プライベートエクイティグループであるRiverside Companyから投資を受けています。



こちらより動画をご覧ください。https://www.avancecro.com/avance-clinical-north-america-operations/

アバンセ・クリニカルは、オーストラリアおよびニュージーランドの最大かつ最も確立されたフルサービスのCROであり、FDAをはじめ世界の規制機関によるデータ受理の実績があります。

同社のオーストラリア、ニュージーランド、北米の事業を統合し、バイオテック企業向けに独自のGlobalReady新薬開発モデルを提供します。

アバンセ・クリニカルのCEOであるYvonne Lungershausenは「当社は近年C3 Research Associatesと協業しており、両社は顧客サービスと臨床の卓越性を重視する同様の文化を共有しています。この強固な関係により、C3 Research Associatesは、アバンセ・クリニカルの北米への事業拡大計画における、自然な買収の選択肢となりました。デューデリジェンスのプロセスには6ヶ月以上かかりましたが、米国のチームを迎え入れ、当社の顧客にGlobalReadyモデルを提供できることを嬉しく思います」と述べています。

「この買収により、オーストラリアとニュージーランドで早期段階の臨床試験を実施しているバイオテック企業のお客様は、高品質のCROを維持しながら、臨床開発プログラムを継続するための米国へのシームレスな移行が可能になり、時間とコストを削減し、FDAが受理した高品質のデータを提供することができます。このGlobalReadyモデルは、FDAが受理したデータに基づいて、バイオテック企業が支出を削減し、より大きな臨床開発マイルストンを達成できるように、バイオテック企業の投資を拡大することを目的としています。」

「さらに、オーストラリアでは臨床費用に対して43.5%のリベートという魅力的な特典があり、オーストラリアでのサービスを維持しながら、当社の北米事業の専門知識とチームを活用する機会をお客様に提供し、リベートの可能性を最大化します。」

「オーストラリアで第I相試験を実施した第III相国際共同治験は現在280件以上あり、FDAをはじめ世界の規制当局にオーストラリアのデータが受理されていることが示されています。」

「当社は、チームを120人以上に拡大し、幅広い治療分野、特にがん領域での豊富な業界経験を活用するなど、米国事業への投資を積極的に行います。」

「世界トップクラスのベストプラクティスの技術、システム、プロセスが全地域で統合されることを、お客さまにお約束します」と述べています。

このGlobalReadyによるシームレスな移行は、バイオテック企業が成功を収め、次のことができるよう設計されています。
- オーストラリアにおける早期段階の臨床試験環境を活用(INDなし、43.5%のリベート)
- 後期フェーズにおいてCROを変更せずに北米に移行または拡大(試験の知識、プロセス、チームを維持)
- グローバルな用量漸増試験および用量拡大試験を2つの地域でシームレスに実施
- 大幅なスピードとコストの優位性を活用
- FDAをはじめ世界の規制当局が求める高品質データの保証

アバンセ・クリニカルのチームは、その深い科学専門知識、先進的なデータ技術、オーストラリア、ニュージーランド、北米の規制環境の理解、そして施設やKOLとの広範な関係により、きわめて高い試験承認率および成功率を約束します。

同社はまた、オーストラリア遺伝子技術規制局(OGTR)から遺伝子技術 CRO として認定されており、ワクチンや遺伝子組み換え治療の臨床試験へ展開していくことが可能となりました。

私たちは、高い成長率と業界をリードするリピート率により、ゴールドスタンダードの技術とソリューション指向の臨床専門家の組み合わせへの注力は、この急速に変化し、競争の激しく、リスクの高い分野で、バイオ医薬品の顧客が必要とする組み合わせであることを示しました。

アバンセ・クリニカル は、過去2年連続で権威ある フロスト&サリバン社のCRO Best Practices Awardを受賞しています。

- オーストラリアの優位性についてはこちら https://www.avancecro.com/the-australian-advantage/
- 北米チームの経営陣についてはこちら https://www.avancecro.com/avance-clinical-north-america-operations/
- アバンセ・クリニカルで次の試験を実施する利点について詳しくはこちらまでお問い合わせください: https://www.avancecro.com/contact-us/

アバンセ・クリニカルについて

アバンセ・クリニカルは、国際的なバイオテクノロジー企業向けにオーストラリアおよびニュージーランドで世界的に認められたデータを有し、質の高い臨床試験を提供する、オーストラリア最大のプレミアムフルサービス開発業務受託機関(CRO)です。当社の顧客は、医薬品開発の早期段階にある国際的なバイオテック企業で、迅速、俊敏、かつ適応性のあるソリューション指向の臨床研究サービスを必要としています。

フロスト&サリバン賞
フロスト&サリバン社のアジア太平洋地域CROマーケット・リーダーシップ・アワードを過去2年受賞したアバンセ・クリニカル社は、過去24年間、この地域でCROサービスを提供してきました。

臨床試験から後期試験まで
アバンセ・クリニカル社は、最大43.5%のリベートと迅速なスタートアップ規制プロセスを活用して、経験豊富なClinicReadyチームによる前臨床サービスから後期臨床サービスに至るまで提供しています。110 を超える適応症の経験を持つこのCROは、FDAおよびEMAの審査に向けて、世界クラスの結果と国際的に認められた高品質のデータを提供することができます。

テクノロジー
当社は、お客様に最も効果的なプロセスを提供するために、すべての機能分野で最先端の技術とゴールドスタンダードシステムに注力してきました。メディデータ、オラクル、IBM Watson、メドリオは、弊社のテクノロジーパートナーの一例です。

報道機関からのお問い合わせ:
アバンセ・クリニカル
Chris Thompson
media@avancecro.com