Mobvista、株式公開後の初の収益報告を発表、プログラマティック広告収益は99%増加

香港, 2019年4月1日 - (Media OutReach) - 香港に拠点を置くMobvista(香港証券取引所コード:1860)が、2018年12月の香港証券取引所での上場後、初となる業績報告をおこないました。2018年のMobvistaの収益は4億3500万ドルとなっており、前年比で38.9%増加しました。世界規模でモバイル広告支出が急増する中、Mobvistaは中国とその他のアジア太平洋地域を中心にグローバルに事業を展開し、着実に業績を拡大しています。 2018年末時点で、毎日3億4,000万人を超える消費者がMobvistaのSDKを実装したアプリを利用しており、Mobvistaを経由し10億人以上のモバイルユーザーに広告が配信されています。

Mobvistaの2018年の調整後のEBITDAは予想を上回り、4320万ドルに達しました。

プログラマティック広告が引き続き主要な収入源となっています
プログラマティック広告は現在、世界のモバイル広告市場における最大のセグメントであり、2018年におけるMobvistaのプログラマティック広告による収益は98.7%増の2億2700万ドルに達し、モバイル広告の総収益の52.3%を占めました。

Mobvistaは、アプリのマーケティングチャネルの拡大と、プレミアムトラフィックへの接続を実現するMobvistaのプログラマティック広告プラットフォーム「Mintegral」を通し、アプリ開発者を対象としてMintegral SDKの統合を推奨するインセンティブプログラムを発表しています。

中国企業グローバル化に支えられ、Mobvistaは中国国内において順調に業績を拡大しています
サイバースペースの規制強化と国内市場の競争激化にともない、中国を拠点とするアプリ開発者は成長機会を求め、海外の市場により一層目を向けるようになりました。TikTokなどの企業は、ユーザー獲得と市場シェアの拡大を狙い、海外向けの広告支出を拡大させています。Mobvistaの収益報告によると、2018年の総収益のうち63.8%が、こうした海外市場をターゲットとする中国企業によるものでした。一方で、2017年の収益に占める中国企業の割合は、わずか44.9%に過ぎませんでした。

Mobvistaは、これまでモバイルゲームパブリッシャーを主な顧客基盤として成長を続けてきました。しかしながら、2018年においてはソーシャルメディアアプリの収益が急増し、Mobvistaの総収益の38.6%を占め、前年比で倍増しました。

研究開発やAIへの投資
研究開発に惜しみない投資を続けるMobvistaでは、従業員の約半数近くが技術開発分野に従事しています。プログラマティック広告プラットフォームのMintegralの継続的な開発と改良に加え、2018年末には広告キャンペーンのスマートな管理と体系化を実現する機械学習プラットフォーム「MindAlpha」を立ち上げました。MindAlphaでは、わずか数ミリ秒単位でメディアプレースメントのシナリオを最適化でき、100億ものシグネチャと1,000億ものデータポイントを処理することが可能となっています。

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