ZWCAD 2020: 従来製品よりもより速く

中国、広州市-2019年722ZWCAD 2020が発表されました。今回改善したポイントはZWCAD R&Dのリーダーのチャールズが次のように紹介しました。

「ユーザーにとってCADの品質の最重要判断基準はパフォーマンスです。つまり、ZWCADのパフォーマンスを向上させることは常に我々の最優先事項でもあります。」

 

 

 

従来製品よりもより速く

マルチコアプロセッサーテクノロジーのおかげで、ZWCAD 2020の性能は飛躍的に向上しました。実際、どれくらい速くなったのでしょうか。ZWCAD 2019と比較して数値化してみましょう:

  • よく使用されるコマンドと操作:平均150速くなりました
  • 図面展開:32.4%速くなりました
  • 図面読み取り:73.5%速くなりました

 

ZWCAD 2019 SP2ZWCAD2020における180MBの図面展開比較

 

操作の安定性はそのままに、更なるスピードアップに成功しました。

 

1つのテーブルで全ての必要なデータを一括管理

データの抽出機能により、オブジェクトのさまざまなプロパティやデータを抽出し、それらを編集中の図面にテーブルとして挿入することができようになりました。また、それらを.csv / .xls形式の外部ファイルにエクスポートすることもできます。測定や購入のためにプロジェクトデータが必要な場合は、より効率的に図面からデータを抽出することが出来ます。

 

1つのダイアログボックスですべてのPDFアンダーレイを管理する

ZWCAD 2019では、すでにPDFデータをアンダーレイとして.dwg図面に挿入できるようになりました。ZWCAD 2020PDF アンダーレイマネージャーを使用すると、参照されている各PDFファイルの基本情報を明確に確認できるだけでなく、PDFリーダーで直接開くことや、それらが配置されている場所を簡単に見つけ、デタッチして図面を確認しやすくすることもできます。 

 

PDFアンダーレイマネージャー

 

注釈スケールが多すぎる? 一括でリセットできる!

図面に注釈が多すぎると、パフォーマンスが低下します。そのような図面を開く場合、不要なスケールリストを削除して注釈スケールリストをデフォルトの状態にすることが出来るようになりました。確認ポップアップ画面で「Yes」を選択すると、スムーズで効率的な設計作業が出来るようになります。

 

注釈尺度リストのリセット確認

 

     

注釈スケールリストのリセット前(左)・リセット後(右)

 

開発者様へのグッドニュース

ZWCAD LISPを使用しているLISPプログラマー様や、開発者様は、ぜひ試してみてください。マイクロソフトのビジュアル・スタジオ・コードを用いて開発したLISPデバッガを使用することで、コードを1つずつ、またはステップごとに確認してデバッグすることが簡単にできます。お手元のLISPプログラムの精度を保証します。

さらに、ZRXSDKには便利なインターフェイスが追加されました。例えば、ラスター画像を作成および編集するのに用いられている「ZTILライブラリ」。エンティティからフェイスデータを正しく抽出するのに使用されている「zcreEntityToFaces」。3Dモデリング用の「Amodelerライブラリ」等です。

 

重なり合ったオブジェクトの選択を分かりやすく

オブジェクトが重なっていると、目当てのオブジェクトを正しく選択するのが難しくなります。ZWCAD2020では次の様に改善されました。SELECTIONCYLINGを入力してデフォルト「-2」の設定を「2」に変更すると、それ以降、重なり合ったオブジェクトを選択すると、セレクションセットというダイアログボックスが出てくるようになります。任意のオブジェクトを選択しやすくなります。

 

循環選択を使用することで簡単に重なり合ったオブジェクトを選択できる

 

「見えないパートナー」で終点を配置する

補助線を引く必要はもうありません。「TKラッキング」機能を活用することで、後で消す必要がない仮想補助線を作り出し、直接任意の位置に点を配置することができます。これにより、描画効率が大幅に向上しました。

 

TKラッキングを使用して円心を配置する

 

生産性向上ツールとして、ZWCADはそのパフォーマンスの向上に取り組む努力を惜しみません。我々はZWCAD 2020は画期的な製品だと自負しております。是非一度、ZWCADを使ってみてください。30日間無料で試用する>>

 

*環境に優しいビジネスモデルの呼びかけに応えて、ZWSOFTは顧客にドングルではなくソフトキーライセンスの利用することを推奨します。また、ソフトキーライセンスタイプを選択する場合にお得な価格が得られます。

詳細については、最寄りの販売代理店にお問い合わせください。

 

ZWCADについて

ZWCADは、中国の広州に拠点を構えるZWSOFT CO., LTDにて開発されたDWG対応のCADソリューションです。世界90カ国900,000人以上のユーザーに愛されているパワフルで信頼できるソフトウェアです。現在、15の言語に 対応しており、建築業界や製造業界など様々な業界のエンジニア向けに、革新的なサービスとカスタマイズ可能な機能を提供しています。

パイオニア・マイクロ・テクノロジー、6インチSi Foundry CMOSプロセス向けにシルバコPDKの提供開始

横浜, 2019年7月17日 - (JCN Newswire) - 株式会社シルバコ・ジャパン(以下、シルバコ)は、パイオニア・マイクロ・テクノロジー 株式会社(以下パイオニア・マイクロ・テクノロジー)が、自社のSi Foundryプロセス向けに0.35umCMOSプロセス用シルバコPDKの提供を開始したことを発表しました。

パイオニア・マイクロ・テクノロジーでは、自社で培われた半導体プロセスの技術を用い、6インチシリコンプロセスのファウンダリを行っています。CMOS、Bipolar、BiCMOSといった各プロセスに、様々な電源電圧の組み合わせが可能です。さらに、RGBカラーフィルター、視感度特性、高速対応など、受光素子も豊富にラインナップしています。

シルバコはパイオニア・マイクロ・テクノロジーが提供するPDKの開発を支援し、シルバコのEDAソリューションをご利用のお客様へ速やかに設計環境の構築をお届けします。シルバコのPDKには、スケマティック・エディタGatewayのためのスケマティック・シンボル、回路シミュレータSmartSpiceをサポートするSPICEモデル、レイアウト・エディタExpert向けテクノロジ・ファイル及びP-Cell、DRC/LVS物理検証ツールGuardian用ルール・ファイル、そして寄生素子抽出ツールHipexのためのルール・ファイルが含まれています。

パイオニア・マイクロ・テクノロジーのプロセス技術部マネージャーである石井邦尚氏は、次のように述べています。「今回、アナログ・カスタム・デザイン・ソリューションに多くの実績を持つシルバコPDKにて、0.35umCMOS用PDKを新たに提供することで、より多くのお客様に当社の6インチシリコンファウンダリを活用して頂けるようになりました。シルバコとのパートナーシップによりトータルでお客様の開発費を抑え、柔軟なファウンダリサービスを展開していきます。」

シルバコのジェネラルマネージャである亀田直人は、次のように述べています。「パイオニア・マイクロ・テクノロジーが提供するSi FoundryからシルバコPDKが提供されることを大変うれしく思っております。シルバコが提供するLSI設計ソリューションにより、迅速な開発スタートをお約束し、光センサーに代表されるパイオニア・マイクロ・テクノロジーが有する優れたテクノロジによって、ハイエンドなセンサーICが開発されることを確信しております。」

概要:株式会社シルバコ・ジャパン
株式会社シルバコ・ジャパンは、1989年に現在のSilvaco, Inc.の日本支社として設立、1995年に日本法人として登記されました。シルバコ・ジャパンは、日本のTCADおよびEDAソフトウェア業界におけるトップ・カンパニーを目指し、技術サポートと営業の強化、研究開発環境の拡充に全力をあげています。本社を横浜ランドマークタワーに置き、京都オフィスとともに充実したサービスを展開しています。
www.silvaco.co.jp 

本件に関してのお問い合わせ:
jppress@silvaco.com 

国際貿易が減速する中で、日本の貿易成長は停滞の見通し

- 資本設備・機械、ハイテク製品、化学品・製品の航空輸出は成長の兆し
- 2019年6月から8月にかけて、航空と海上貿易の成長は横ばいの見通し

東京, 2019年7月8日 - (Media OutReach) - DHLグローバル・トレード・バロメーター(「GTB」または「本バロメーター」)の報告書では、日本の貿易は翌四半期に2015年以来初めて停滞する見通しです。このDHLグローバル・トレード・バロメーター(人工知能ビッグデータを駆使することにより算定される国際貿易成長に対する早期指標)では、2019年6月から8月にかけて、日本の貿易成長率の低下傾向が加速し、総合指数は7ポイント下げ50ポイントを記録する見通しを示しています。[1]

「日本は進行中の米国と中国の貿易摩擦の両方に晒されており、自国の貿易見通しに大きな打撃を受けているように見受けられます。5月に中国向け輸出が10%減少し、予想外の伸びを示した4月から輸入が減少したため、全体の輸出は8%近く減少しています。」と、DHLグローバルフォワーディングジャパン株式会社の代表取締役社長および北アジア南太平洋地区CEOのチャールス カウフマンは述べています。「国際貿易情勢の不安定と不確実性が継続していることに加え、米中対立の関税措置にも間接的に晒されていることから、日本の主要製造業は以前にも増してより一層慎重な姿勢を示しています。」

航空・海上輸送量はいずれもほぼゼロ成長に減速する見通しです。航空輸出では資本設備・機械、ハイテク製品、化学品・製品および機械部品、海上輸出では工業原料、陸上車・部品が大きく増加するにとどまると予想されます。[2] 航空輸入の減少により、航空貿易全体の見通しは11ポイント低下して50ポイントを記録するものの、航空輸出は比較的堅調を維持します。一方、海上貿易は49ポイントとなり、縮小する見通しです。

最新結果は貿易戦争の負の影響を示す
2018年の開始以来初めて、本バロメーターの結果は、2019年8月までの第3四半期に国際貿易が微減し、世界全体の貿易見通しはわずか48ポイントに低下すると予測しています。

DHL Global Forwarding, FreightのCEOであるティム シャーワットは、最新の予測について、次のように述べています。「米中関係の緊張が高まる中、2019年第3四半期の国際貿易見通しがやや悲観的であったことは、驚くに値しません。最新のGTBでは、貿易摩擦が勝者を生み出さない理由を明確に示しています。それにもかかわらず、ドイツなど一部の主要国では、引き続き貿易でプラス成長を続けています。そのため、国際貿易は依然としてプラス成長となっています。当社では、2019年は全体的にはプラス成長ではあるものの、貿易の成長は鈍化する年になるとの当初の見通しに確信を持っています。」

米中間で続く貿易摩擦は貿易量の減少に大きく寄与しており、本バロメーターの調査対象となった全ての国のうち、米中両国の貿易見通しは、米国-11ポイント、中国-7ポイントと最大の下げ幅を記録しています。

シャーワットは次のように付け加えます。「GTBは経済動向を早期に予測するための有用なツールです。当社では予測される進展に取り組む準備が整っています。当社は事業部門の構造やポートフォリオ、さらにグローバルな事業活動によって、社内における経済効果のバランスを取り、国際貿易が変化する中、柔軟に対応することができます。」

[1] DHLグローバル・トレード・バロメーターの方法論では、基準値を50として、50ポイントを超える指標値をプラス成長、50ポイント未満をマイナス成長としています。
[2] 日本における航空、海上貨物や主要セクターの詳細についてはこちらをご参照ください。https://bit.ly/2XSv6zA

グローバル・トレード・バロメーターについて
2018年1月に開始したDHLグローバル・トレード・バロメーターは、国際貿易の現状と展望に対する革新的で独特な早期指標です。人工知能を駆使することにより評価される、膨大な輸出入データを基にしています。DHLグローバル・トレード・バロメーターは、年4回発行され、次回は2019年9月に発表される予定です。詳細はこちらをご参照ください。 https://www.dpdhl.com/gtb 

DHL -- 世界のロジスティクス企業
DHL はロジスティクス業界のグローバルにおけるリーディングブランドです。グループの各部門が提供するサービスは、他社の追随を許さない広範囲なポートフォリオを構成しており、国内および国際小包配達から、eコマースの受注・商品配送、国際エクスプレス、陸上、航空・海上輸送、産業サプライチェーンマネジメントにまでおよびます。世界220以上の国・地域で38万人の従業員が、人々やビジネスをしっかりと確実に繋ぎ、グローバル貿易のフローを支えています。テクノロジー、ライフサイエンスやヘルスケア、エネルギー、自動車、そして小売りなどの産業、成長市場向けの特別なソリューション、これまでの社会的責任へのコミットメント実績および発展市場における強固な事業基盤から、「世界のロジスティクス企業」と明白に位置付けられています。

DHLは、ドイツポストDHL傘下のブランドで、グループ全体の2018年の売上は610億ユーロ超に達します。

メディア関係者向け連絡先:
DHL グローバル フォワーディング ジャパン株式会社 
Sayaka Shirato
電話番号: 03-6731-4221
Eメール: Sayaka.Shirato@dhl.com 

DHLアジア太平洋及びEEMEA(東ヨーロッパ、中東及びアフリカ) 
コーポレートコミュニケーションおよびレスポンシビリティ
Jenny Yeo / Jeslyn Pua
電話番号: +65 6879 8332 / +65 6879 8343
Eメール: apeemeamediarelations@dhl.com 

 

World Plus International、デジタル出版プラットフォームを発表

W+プラットフォームは、広告主と出版社向けに業界を変えるソリューションを実現

シンガポール, 2019年7月5日 - (JCN Newswire) - World Plus International(WPI)は本日、シンガポールのマリーナベイ・サンズで行われたローンチイベントにて、画期的な真のデジタル雑誌出版プラットフォーム「W+」の提供を開始したことを発表しました。今回のW+プラットフォームのリリースにより、読者に対して、プレミアムコンテンツと出版社、および広告主が提供するコンテンツにアクセスするためのまったく新しい手法を提供します。本デジタルプラットフォームは、世界中でiOSおよびAndroidバイスからすぐに利用できます。

World Plus Internationalの共同創設者兼CEOであるEbe Khasagは次のように述べています。「当社は、人々が雑誌を読む昔からの退屈な方法を変革することで、伝統を破壊することを目指しています。」

WPIにおけるウィンウィンウィンのトライアングル
既に多くの出版社がW+の利点を実感じています。Asia Mining Magazineは、本プラットフォームに最も最近参加した国際的な出版社で、W+を活用することで、デジタルコンテンツの提供にかかるコストを削減するとともに、インタラクティビティを向上させています。今後は読者に没入感のある体験を提供していきます。

Asia Mining MagazineのデジタルエディタであるBob Erdeneは次のように述べています。「W+は真にエキサイティングなソリューションで、出版社や広告主にこれまでなかった、クリエイティブなソリューションとスピーディーな配信を提供しています。」

W+の提供時期
World Plus Internationalでは、出版社や広告主に対するコミットメントを原動力として、世界中の読者向けに最新の革新的ソリューションの提供に取り組んでいきます。W+はアップルのApp StoreおよびGoogle Playストアからすぐにダウンロードできます。広告主および出版社をサポートする次世代AIエンジンは2019年後半に発表される予定です。
- App Storehttps://apps.apple.com/us/app/w/id1420368456
- Google Playストア: https://play.google.com/store/apps/details?id=com.wplus&hl=en_SG

W+は2018年にEbe Khasag、Hakuho Sho、Dolgion Erdenebatarによって立ち上げられました。World Plus Internationalは、デジタル出版およびメディアの業界リーダーを目指します。

World Plus Internationalについて

World Plus InternationalはITベースのスタートアップ企業で、革新的なソリューションを通じて、最高水準のインタラクティブなデジタル体験を提供することを使命としています。当社のチームは、これまでに、モンゴルの現地法人であるUnlimited Digital LLCの下で2014年に創刊された多言語の月刊デジタル雑誌で、当社の主力製品である「Woovoo app」の開発に携わってきました。その他、Mongolian Mining、Mongolia Today、Passenger、Forbes(モンゴル版)など、セミインタラクティブなアプリの開発も手がけています。また、モンゴルの人々のためのインタラクティブなデジタル雑誌、書籍、オーディオブック、ポッドキャスト、ニューススタンドのプラットフォームである「M+ app 」も制作しています。www.woovoo.org

報道関係者からのお問い合わせ先:
Debbie Beins / Wendy Tan
PRecious Communications
T: +65 6303 0567
E: debbie@preciouscomms.com / wendy@preciouscomms.com 

タンジェMED、地中海最大の港に

ロッコ・タンジェ, 2019年7月4日 - (Media OutReach) - ロイヤルビジョン主導のプロジェクト

ロッコ国王ムハンマド6世は、2003年に行ったスピーチで、タンジェMEDを「統合地域開発モデル」にするというロイヤルビジョンを示しました。タンジェMEDはこのビジョンの賜物です。タンジェMEDは、欧州・地中海地域においてモロッコ王国の基盤を確固たるものにし、欧州・アフリカ、地中海、大西洋地域の交流の柱としての使命を重視するともに、国際貿易、およびグローバル経済と緊密に統合された活動的なパートナーとしての中心的な役割を強化します。

タンジェMEDのプレジデントを務めるFouad BRINIは、次のように述べています。「今日のタンジェMEDコンプレックスは、王室の大志、主意主義者と先見者の成果によるものです。国王陛下がこのプロジェクトの設置場所として希望された航路の岐路は、適切かつ関連性のあることが証明されました。」実際、タンジェMEDはジブラルタル海峡に位置し、アジア、欧州、米州、アフリカを結ぶ東西、南北の主要航路の岐路に位置しています。

タンジェMED2港の運営開始

タンジェMED2港は、タンジェMED1港、旅客&RORO港沿いにあり、タンジェMEDポートコンプレックス開発の第3フェーズです。

新港には、600万TEUの貨物を処理可能となる2つのコンテナターミナルが設けられます。これにより、コンテナの総取扱量が900万TEUを超えることから、アフリカおよび世界の物流と国際貿易の拠点として、タンジェMEDポートコンプレックスの地位のより一層の強化を図ります。2018年以来アフリカ最大の港となったタンジェMEDは、地中海においても最大の処理能力を誇り、世界トップ20のプラットフォームの統合に取り組んでいます。

世界的リーダーであるMAERSK APMは、コンセッション契約の下で、タンジェMED2港のTC4コンテナターミナルを開発します。これは、港湾複合施設の世界的リーダーである同社によって運営される2番目のターミナルとなり、最新のコンテナ移動装置を搭載します。民間投資額は8億ドルにのぼります。

タンジェMEDについて

タンジェMEDはジブラルタル海峡に位置した国際的なロジスティクス拠点です。世界186カ所の港に接続し、年間でコンテナ900万台、自動車100万台、乗客700万人、トラック70万台の処理能力を有しています。タンジェMEDは自動車、航空、ロジスティクス、繊維産業や貿易をはじめとする異なる分野で、年間売上高83億USD以上を生み出す900社を超える企業の為の産業用プラットフォームを組織しています。

世界的に有名なさまざまな業界の多国籍企業がタンジェMED を選択しています。
- 世界の主要な船舶所有者(APM Terminals、Maersk Line、Eurogate、CMA CGM等)
- ロジスティクス多国籍企業(DHL、日本通運、DECATHLON、Emirates、OMSAN、3M、KASAI等)
- メーカー(RENAULT、HANDS CORPORATION、LEAR、SIEMENSJTEKT、VALEO、VARROC、MAGNETI MARELLI、ZTT等)

タンジェMEDは統合された構造化プロジェクトであり、特に官民パートナーシップおよび産業と港湾のシナジー効果において、画期的なガバナンスモデルです。現在までに、民間事業者による55億USDを含む、91億USD以上の出資を受けています。

タンジェMEDコーポレートビデオ: https://youtu.be/DzLio2PNHxc

ソーシャルメディア
- LinkedIn: https://www.linkedin.com/company/tanger-med
- Facebookhttps://www.facebook.com/TangerMed.officiel/
- Twitterhttps://twitter.com/TM_Officiel

お問い合わせ先:
タンジェMED 
コミュニケーション・マネージャー
Meriem Fares 
Tel: +212 661 114 569
Email: m.fares@tangermed.ma 

 

聴覚障害者のモデルの優姿で工芸の美を表す「インテリアライフスタイル」に出展

台湾・台北, 2019年7月4日 - (Media OutReach) - インテリアライフスタイル(Interiorlifestyle Tokyo)を、7月17日から19日まで東京ビッグサイト西ホールにて盛大に開催されます。国立台湾工芸研究発展センター(NTCRI)が台湾の優れた8つの工芸ブランドをリードし、今回の国際見本市に“台灣館”で出展します。

国際見本市の開幕に先立ち、7月4日午前11時にNTCRIで行われたプレスコンファレンスでは、社団法人中華民国身体障害者協会(TDCA)のアンバサダーで、聴覚障害者のモデル、呉佳娟(Wu, Jia-juan)さんが招待されました。そのたおやかな姿で、職人たちの作品に注がれてきた静穏なる美を表現しました。

今回の国際見本市に“台灣館”で様々なクリエイティブグッズが展示されます。「天心満月」は2018年国家工芸品ブランド(Yii)認証を獲得した。茶道具一式の「夜空の星」は、2018台湾ゴールデンピンデザインアワード入選作品で2018台湾グッドクラフト認証を取得しています。樹皮を自然な色で表現した「蝶ネクタイ」は、自然の叡智で創られた模様を特徴としています。「ハナカイドウ透かし彫り-茶盤」は、錫と赤銅を組み合わせ、伝統的なスタイルと現代的なデザインを融合させました。「天目-台湾茶器セット」は、茶壺の中の泡は銀河の如くというコンセプトで作られた作品です。「滋味シリーズ ミニトレイ、ケース、香炉」は、食材と金属の対応や変換を表現しています。さらに、癒し効果のある小物「阿河さん」、ロータスフラワーの花びらを形どったスプーンで、いくつか合わせると、一つの蓮の花になる「ロータスフラワースプーン」、実用的な食器と、インテリアの一部として飾ることができます。

今回出展するクリエイティブグッズは、伝統的な工芸と美学を生活道具に取り入れ、それを家庭に活用すると、新たな生活風景を見えるでしょう。世界中で美術工芸品とクリエイティブに関心のある方、是非お越しになり、ともに魅力的な暮らしの美学を発見しましょう。

展示情報:
インテリアライフスタイル(Interiorlifestyle Tokyo)
会期:2019年7月17日-19日
会場:東京ビッグサイト 西1ホール、ブースNo.A-42

詳細情報:
特設サイト: https://www.interiorlifestyle-tokyo2019.com/
国立台湾工芸発展センターウェブサイト:https://www.ntcri.gov.tw/

お問い合わせ先:
Weibo International, Chen, Xin-yi
Email: xinchen.weibo@gmail.com 

「一帯一路」構想を支える5つの輸送ハブ

戦略的な立地に加え、さまざまな要素が交錯する交通の拠点がユーラシア大陸全体のモノの動きを変える

東京, 2019年7月3日 - (JCN Newswire) - 「未来がやってくる、一帯一路でやってくる(The future’s coming now, the Belt and Road is how)」中国の国営新聞、中国日報(チャイナ・デイリー)のミュージックビデオに合わせて、子供たちの元気の良い歌声が響きます。

世界貿易の未来をうたい、数十億ドル規模の貿易やインフラ投資プロジェクトを進める壮大な構想は、参加各国の投資が本格化して建設作業も始まり、実現に向けて順調な進展を見せています。

2013年に発表された「一帯一路(Belt and Road Initiative)構想(BRI)」は、アジアからヨーロッパを通じ、65カ国に及ぶ経済回廊をつなぐネットワークを構築しようとするもので、世界人口の62%、世界全体の国内総生産GDP)の30%を占めることになります。

陸路で中国から欧州につながるルート(一路)と、中国から東南アジアや南アジアへのびるルート(一帯)に加えて、中国から欧州、アフリカまで伸びる海運ルートに沿って新たに建設される港湾をつなぐことで、BRIはアジア、欧州、アフリカの一部を含めた無数の市場を結ぶことになります。

BRIの原動力の基盤となるのが交通です。

ユーラシア大陸の物流を支える大動脈として鉄道が再び脚光を浴びる一方、BRIに沿って空輸や道路輸送の整備も進み、新たに中国西部から中央アジアや中東地域に通じる総延長数千キロメートルに及ぶ高速道路や数十もの空港が建設されています。これらが一体となって新しいマルチモーダルなシッピングプラットフォームの基盤を形成し、サプライチェーンの破壊的革新を進め、拠点間の製品の移動のあり方を根本的に変えようとしています。ここではモノの移動方法を変え、ユーラシア大陸全域の物流のあり方を変えるカギとなっている、BRIに沿った5カ所のマルチモーダルな輸送ハブを紹介します。

1. コルガス(カザフスタン

コルガスは5年前まで存在しない都市でした。当時はカザフスタンと中国の国境ステーション近くに広大な砂丘が広がり、雪を頂いた山々が点在するだけの場所でした。

単に辺鄙な場所というだけでなく、ここはユーラシア大陸の最も奥深くの「到達不可能な場所」、つまり陸上で最も海から遠い場所にあり、この場所こそ、かの古代ギリシャの歴史家、ヘロドトスが北風の起源として、鷲の頭と翼、獅子の胴体を持つ不思議な生き物の棲む神秘的な土地と呼んだほどの場所だったのです。

コルガスがHorgos(ホルゴス)と呼ばれていた時代、この土地は古代シルクロードの重要な拠点として栄えたものの、この交易ルートの衰退と共に、都市もまた滅びました。

2013年に中国が「一帯一路構想」を発表したことを受け、カザフスタンは2014年に打ち出したNurly Zhol(光明の道)政策に沿って道路、鉄道、港湾のインフラの近代化に90億ドル(80.3億ユーロ)を投入し、コルガスに新たな息吹を吹き込みました。砂から掘り起こされて新たな意義を注入された都市は、この2つのイニシアチブのいずれにとっても不可欠な拠点になったのです。

中国とカザフスタンの国境側には新たに大規模な物流拠点、コルガス市内には産業区域と居住区域が建設され、国境沿いに2国間のフリー貿易ゾーンが伸びています。その背景にあるのは、かつてのシルクロードの栄華を復活させようという思いです。

コルガスはほんの数年で、国や市場、人々の間の通商の要所として再び確立されました。コルガスは北にロシア、南にパキスタンやインド、東に中国、西にはコーカサス、トルコ、さらには欧州と、いずれも21世紀初めから台頭してきた豊富な市場が控えています。

カザフスタンのコルガスには5,740ヘクタールに及ぶ経済特区が設けられ、ここにドライ・ポートのコルガスゲートウェイがあります。鉄道貨物の載せ替えターミナルを含めたこの複合施設は、2015年秋に初めての列車が到着して以降、2017年には3台のガントリークレーンの下、20フィートコンテナ換算(TEU)で年間10万個の積み荷の上げ下ろしが行われるまでになりました。

今やコルガスゲートウェイカザフスタンのトランスユーラシアネットワークにおける主要通商拠点となり、中国の成都、蘇州、鄭州、欧州のデュイスブルグ、ワルシャワハンブルグと並び建つようになっています。
コルガスの復興の兆しを確かなものにしたのが、先頃、中国の中国遠洋運輸集団(COSCO Shipping)と連雲港市がドライ・ポートの施設の49%を取得したことです。これによって、さまざまな企業からコルガス・イースタンゲート特別経済区への投資を続々と呼び込んでいます。

2. マワシェビチェ(ポーランド

ポーランドベラルーシの国境に位置し、EU中央アジアとロシアにまたがるCIS(独立国家共同体)が接する場所にあるマワシェビチェは、コルガスからの貨物を欧州側で引き受ける役割を担っています。

コルガスで標準軌(1435mm)から広軌(1520mm)の鉄道路線に積み替えられたコンテナは、マワシェビチェで再び標準軌の貨車に積み替えられ、欧州各地へ向けて輸送されます。

マワシェビチェのメインターミナルはポーランド政府の管轄下にある鉄道輸送会社PKPカーゴによって運営されています。他にもEuroport、DHLがそれぞれ運営する2つの民間の国際ターミナルがあり、取扱貨物量を拡大させています。コルガス同様、中国と欧州の間の軌間変更に伴う鉄道貨物の積み替えのための物流拠点となったことが、マワシェビチェの経済を幅広く拡大させました。

PKPカーゴのターミナルの近くには40ヘクタールに及ぶ関税免除の自由貿易地域が設立され、製造業や物流関連のさまざま企業が入ったフリーゾーンはすでに始動しています。

さらに工場群やドライ・ポート以外にも、マワシェビチェ近郊のコビラニで新都市の建設も進んでおり、ここで3万人分の住居を提供して、一気に拡大の様相を見せるこの地域の運輸・経済を支えようとしています。

3. 成都(中国)

中国西部地域の開発を推進する中央政府の戦略を背景に、中国南西部に位置する四川省省都成都はBRIの主要物流拠点として、目覚ましい発展を遂げてきました。

成都はこの10年間、安い土地と低賃金の労働力、天府新区をはじめ国の主導で進められた「新区」開発事業を背景に、先端産業の集積地として急速に注目されるようになりました。

現在、成都にはIntelIBM、GE、MicrosoftSiemensVolkswagenといったフォーチュン・グローバル500にランクされる企業が軒並み進出しており、中国におけるハイテク研究開発の主要拠点の1つにもなっています。さらに、「一帯一路」構想全体の中でも主要拠点に位置付けられており、2022年に1,630億ドルを投じた新たな産業集積地が完成すれば、その重要性は一層高まることが予想されます。

こうした多国籍企業が中国の東部沿岸地域の都市から西部の成都に移転するにあたり、新たに直面したのが物流面での問題でした。欧州へ製品を輸送するにあたって、港のある海岸部から1,700kmも離れているという成都の立地は明らかに問題でした。

この問題に取り組むため、成都は2013年に欧州との国際定期貨物列車の運行を開始し、ポーランドのウッチと成都をつないで、製品をわずか10日間で輸送できるようになりました。その後、2014年には成都-中央アジア高速鉄道が開通したほか、2018年5月にはDHLとRail Cargo グループとの間で成都の鉄道ネットワークをオーストリアのウィーンまで延長することを合意しました。

その結果、成都は今やアジア最大の鉄道輸送基地になっています。

鉄道だけでなく、成都は航空貨物についても重要なハブになっており、成都双流国際空港は194都市との間で252路線を運航し、年間の貨物取扱量は557,000トンに及ぶなど、貨物量および旅客数で中国中西部最大の空港になっています。2020年に新たに天府国際空港が加わることで、航空運輸の面でも一層飛躍を遂げようとしています。

4. アルヤト(アゼルバイジャン

中国と欧州のほぼ中間に位置し、東西南北の主要な回廊が交差するアルヤトでは新たにバクー新港の建設が進められており、今後、BRIの延長上にあるシルクロード経済ベルトにおける重要な拠点になろうとしています。

この港は最終的に2,500万トンのバルク貨物の処理能力を備え、年間100万TEU以上の貨物を扱うことを目指す壮大な計画の下で建設されています。

カスピ海に面するアルヤトは大規模な自由経済区域の中で海運、鉄道、陸上交通のすべての機能を提供することを目指しています。

新港は欧州と中央アジアや中国をつなぐ欧州-コーカサス-アジア輸送回廊(TRACECA)に沿って位置する上、マルチモーダルな新たな輸送路として新たに台頭してきた、インドとロシアを結ぶ南北の輸送回廊までをつなごうとしています。中間輸送回廊としても機能し、カスピ海を経由して中国と欧州をわずか15日間で結ぶことで、シルクロード経済ベルトの重要な原動力となっています。

2017年10月にはバクー・トビリシ・カルス(BTK)鉄道が営業を開始しています。アルヤトのバクー新港からジョージアを経由してトルコのカルスまでを結ぶ総延長846kmのこの鉄道が開通したことによって、これまで寸断されていたシルクロード経済ベルトの中間輸送回廊がつながり、貨物を鉄道によってカスピ海沿岸まで輸送し、フェリーでカスピ海を横断して、そこから対岸の各地へと送ることが可能になりました。

現時点でBTK鉄道は旅客100万人、貨物500万トンの年間輸送能力を備えており、複線化が完了すれば貨物輸送量を3倍に拡大することを見込んでいます。

5. 香港

香港は長年、中国の世界への玄関口としての役割を果たしてきており、BRIによってその地位をさらに確立しようとしています。

香港は、大陸を横断する巨体経済圏を構築するという中国の壮大な構想にとって、金融サービスや経済の面で重要な基盤を提供するだけでなく、中国本土の物流にとっても重要な輸送基盤を提供しています。

BRIに沿った航空輸送基地としての香港国際空港の重要性はすでに至る所で語られており、DHL Express アジア太平洋地区CEO、ケン・リー(Ken Lee)は、香港を「中国が世界に出荷するあらゆるモノにとっての国際的ゲートウェイ」であると称しているほどです。

香港はBRIの参加42カ国と協定を結んだことで、世界の半分の人口に5時間以内に到達できるというこの空港のユニークな立地が一層強く活かされることになっています。また香港国際空港内にはDHLのセントラルアジアハブもあり、専用機23機を保有して1日800便の商用貨物便を運航しています。

現在、香港からは年間450万トンの貨物が空輸されており、第3滑走路が完成するとこの量は2倍になると予測されています。

香港港もまた、BRIの海運を担う要素である中国の「21世紀 海のシルクロード」において重要な拠点と位置付けられています。香港港は世界470カ所の港と結んで年間約2,000万TEUの貨物を処理しており、世界有数の取扱量を誇っています。

新たに港珠澳大橋が開通したことによって、陸上輸送基地としての香港の役割も一気に高まりました。45分から1時間程度で中国本土側のメーカーや顧客からの貨物をトラックで直接香港港に運べるようになったことで、所要時間は従来から3時間近く短縮されました。

2050年までにはBRI参加国が世界のGDP成長の80%を占めるようになると見られており、経済の上昇の一環として世界には新たな接続の枠組みができあがることが予想されます。

※このニュースレターはDHL「Logistics of Things」が2019年3月28日に英文で発表したものです。DHL「Logistics of Things」は物流がビジネスにどのように影響を与え、持続的なつながりを築き、イノベーションを推進するかについて紹介しているDHLのWEBサイトです。 https://logisticsofthings.dhl/ 

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プレスリリース(PDF): http://www.acnnewswire.com/clientreports/598/JP_DHLfinal_NewsLetter.pdf